昨年夏川崎能楽堂にて、初めて生の笛の音を聞きなんとも言えない感動を得てからは、好きなクラシック音楽を聞いてもあまり以前のような感動がなく、「なぜ?」と思いつついましたが、いつも大体が同じ曲になりがちで、今日はとおもいベートーヴェンの唯一のヴァイオリン協奏曲を聞いたところ、第一楽章の出始め部分があの能楽堂で聞いた笛を聞いた時の感動と同じように感じたのは「なんだ!」とおもう日々です。
若い頃は和楽器に親しみを持てずに聞く耳を持たずでしたが、昨年能との出会いから笛、小鼓、大鼓に魅せられています。