らららクラシック 6/27

今日は自由を求めた革命児ベートーベンの名曲集。ゲストはベートーベン大好き奥田瑛二さん。まず、交響楽第3番についての話で奥田さん、特徴のある出だしを聞くと「元気」が出ると、私はヘコンだ時はピアノコンチェルトの「エンペラー」を聞くことにしています。ベートーベンというとバイオリンの曲は少数ですが、一曲のバイオリンコンチェルトとバイオリンソナタ
「クロイツェル」しか知りませんが、その「クロイツェル」はバイオリニストのクロイツェル1776−1831に献呈された曲だそうで、でもクロイツェルはあまりにも斬新な音楽だったため生涯演奏することはなかったと言われていると。この事実初めて知った!「大音楽家の生涯」上、中、下と買いこんでいるのに、所謂“積読„っていうヤツでして、クロイツェルのこと知らなかった!聞いた話ですが、曲名を後世の人間がつけることがあると、それに当てはまるのがピアノソナタ「悲愴」ではないかと常々想う。
「悲愴」の第2楽章はなんとも言えない気分にさせてくれるので、クソ面白くない時は「悲愴」の第2楽章とPOLICEスティングさまの「見つめていたい」をリピートで交互に聞く事にしている。能、狂言との出会いから和楽器
笛、小鼓、大鼓、また尺八の素晴らしさに傾倒しつつも、ベートーベンだけは聞きたくなるのはなぜ?と想う日々。奥田さんも仰っておられましたが、ベートーベンは別格の作曲家だと。同感です!