川崎能楽堂

観世流能楽師シテ方 鵜澤久先生(重要無形文化財総合指定)の川崎こども能楽教室の夏休み能楽体験・鑑賞教室、今年で25周年だそうですが、お話、体験とあり最終日の鑑賞の部 能「猩々乱」を観てきました。
148席のうち、お稽古していると見られる30人強のこども達が静かに見入っている光景は可愛いくもあり、続けてほしいと願うところです。
夏休み能楽体験ということもあり、鵜澤久先生は、能が終わった後に質疑応答をして下さるので、色々な事が分かり、次の能鑑賞の知識になり有り難いかぎりです。小鼓の烏山直也さんの説明で分かったのですが、小鼓の持ち運びは中心の筒のようなものを外し、袋に入れるそうで、そのようにコンパクトになるなんて初めて知りました。そうそう、質問も大人よりこどものほうが活発だったことも喜ばしい光景でした。