狂言 釣狐

12/13日セルリアンタワー能楽堂 第6回三宅狂言会での「釣り狐」
白蔵主 前田晃一を観て、なんか合点がいかず、今日、2013年NHK放送で録画した三宅右矩さんの「釣狐」を再生。で、改めて違いに気がついた。
まず、白蔵主サマのおもて(面)が、右矩さんの時の白蔵主サマの方が、如何にも曰くつきのおじいさんって相をしているけど、前田晃一さんがつけた白蔵主サマの面は綺麗すぎるおじいさんになっていた。それと、白蔵主サマの装束を纏っていても、狐なのだから、前田晃一さんには身軽さがなかったと思う。そして、足のさばきにも言える。こう言ってはなんですが、三宅右矩さんと前田晃一さんとでは雲泥の差があると感じた次第でございます。