新聞紙面より〜

ことばの広場 校閲センターから「違くて」という言葉についての記事で「違くて」(ちがくて)「違かった」「違くない」。こんな言葉に触れる機会が増えていませんか?読者から、「そうではなくて」などの意味で使われるこうした語に違和感がある、という声が寄せられています。周りに聞くと、特に抵抗なく使っている人と、何か引っかかりを感じるので使わないという人に分かれました。紙面をサラッと読んだ時は今時の若者が流行らせた言葉かなと思ったが、考えてみると、そう言えばわたしも「違くて」「違かった」は使った覚えないが「違くない」は、その時の会話の状況如何では使った覚えがある。紙面の終わりに言語学者の井上史雄さんの著書「日本語ウォッチング」は100年ほど前に東北で使われ始め、そこから北関東、東京と伝わり、その後広く使われるようになった、とします。
最近の若者が作ったはやり言葉かと思いきや、実は違って、なかなか歴史があるのですねとあった。へぇ〜そうですか・・・・