にっぽんの芸能 7/6

舞踊「靭猿」とあったが、これが狂言の「靭猿」だったらなとも思いながらも録画し、と言うのも去年だったかセルリアンタワー能楽堂で「靭猿」を観たが小猿を演じた幼稚園年少位の男の子、狂言では面をつけ、体全体衣装で覆われての舞台を見事に演じ切った(面をつけているとほぼ見通しが効かないと聞いているが)男の子を思いだした。舞踊の「靭猿」は面は付けず歌舞伎調のしかも可愛い白塗りで、こちらは三才の女の子(松永芽衣)で、決めどころは二、三だったが50分弱の舞台を無事に演じ切り幕が下りた。
白塗りメイクのこともありとても可愛いかった!
能、狂言に興味を持ってからまだ、日が浅いが5年位前にNHKで放送された狂言「釣狐」を録画しディスクにダビングした唯一の宝物があるのだが、狂言では「猿」に始まり「狐」に終わると言われていて「釣狐」は狂言師の修行過程の卒業論文にあたる曲と言われる、その「釣狐」を興味を持ち始めた早い段階に観てしまったので私には「釣狐」に勝る狂言の曲に出会えない!