尺八

若い頃は笛、三味線、尺八の音色がなんとなく悲しい気分になって嫌いでしたが、加齢のせいでしょうか、能楽堂で最初に笛が鳴った時はなんとも言えぬ気分になったのが、不思議でなりません。後で思ったのですが、私の「背後霊」が古典芸能を好んだ人だったのではないかと。
中学生の時の英語の先生が、授業中唇を頻繁になめるので、なぜ?と聞いたところ尺八を習っているとのことで、
その時先生曰く、首振り三年と言って音が出るまでに三年と言うことでした。大分前にラジオからポップスを尺八で演奏してるのを聞き、洋楽器の演奏よりも楽しいというか深みのある曲になっているのを感じ、CD全盛期でしたが、CD店で探すこと出来ず残念でなりません。
落語だけでなく日本の古典芸能は素晴らしい!!