お茶の間寄席の掘り出し物

このところTVK日曜のお茶の間寄席で録画した喬太郎師匠の「そば清」と
「寝床」の再生の日々であります。「そば清」ではまくらでラーメンの話がかなり長い。数年前、とある町のラーメン屋さんでカツ丼が600円位だった(テレビが地デジ化する前ですよ)アナ場で物凄くうまいか、もしくはやっぱりダメだったかとぁ〜と思いつつ食べたら、これが中途半端なんですよ。いろんな意味で中途半端だった。で、思ったのが、うまくなくても不味くなければいいんだなとと思ったのでございます。ですから、お客さまも浅草演芸ホールにお越しいただいて、さあ、トリだ、さぞかし面白いだろうと思っていらっしゃるかも知れませんが、面白くなくても、つまらなくなければいいんでございます(この時のお客さんに言い聞かせるような喬太郎師匠の顔と言い廻し、何回聞いても笑わせてくれる‼顔と言ったらそりゃぁ見事)
さて、落語の「そば清」では清兵衛サンがそば湯で残りのおつゆを飲むところの細かい演技(そばちょこに残った1、2本のそばを指で口に入れるとこなんぞは絶妙!!)
「寝床」に至っては、喬太郎師匠特有の現代世情のチャチャも入り、古典なのに不自然さがない、見事なまでの適切な用語を使うので)何度聞いても笑える!!