お茶の間寄席 

もう一つありましたよ 喬太郎師匠の「ちりとてちん囲碁の会がお流れになったので、注文してしまった料理を町内のせえさんという若い衆に食べて貰おうと呼ぶ。このせえさんのオーバアーな言い回し、灘の生一本を進められた時の顔とオドロキの雄叫び!ときたら、もう笑うしかないっ!
また、ちりとてちんなるものを食べる羽目になった六さんが灘の生一本を出されて、灘の生一本って言ったってここに来るまでには水で薄めたもんでしょうと言いながら、その酒を飲む仕草が、これまた絶品‼
六さんが、ちりとてちんを口に入れた時の形相と七転八倒のところなんぞは他の落語家さんより一回りも二回りも派手?客席爆笑の渦鳴りやまず、わたしも笑った笑った!で、六さんが知ったかぶりして、ちりとてちんの粉末もあるんでと言うと、それはなんて言うのと聞かれ、六さんが「ちりんとてんぷん」とは喬太郎師匠ならではの作ですね。