漢字、読み方、意味について

新聞記事から、あるリフォーム会社社長、廃業したラブホテルの建物を引き継いで事務所に転用していた。雨漏りはするし、床はきしんだ。顧客が来るたびに「リフォーム屋さんなのに自分の会社はどうなってるの?」と心配された。「紺屋〈こうや〉の白袴」で、お客さまが何より優先ですから」という言い訳が、いつしか口癖になっていた。とあるが、「こうやの白袴」と言う言葉と意味は知っていたが、「紺屋」と書いて「こうや」と読ませるとは恥ずかしながら知らなかった!「紺屋」以外の字で「こうや」と読む漢字があるとばかり思っていた。こうなると、外国人の「日本語」は難しいになるのかなぁ〜と。で、今日NHKファミリーヒストリー(様々の人のルーツを調べる番組)で、タレントのつるの剛士さんの再放送を見たが、わたしも、常々名字をなんで、ひらがなにしてるのかなと思っていたが、なんと「鶴」の字が雨冠の「鶴」所謂「鶴」の上に雨を書くそうで、そうすると殆どの人が
「鶴」と読んでくれないそうです。調べていくうちに、地方の名前等を研究している人の話では雨冠のついた「鶴」という漢字は国字だそうです。
で、「紺屋」についてですが辞書を引くと「こうや」で見ると「紺屋」→こんや。「こんや」で見ると「紺屋」染物屋。こうや。そして、染めるのがしょうばいの紺屋が白いはかまをはいているという意味で、すべてしょうばいのことは、自分の身にはおろそかになりやすいことをいうとありました。
いやはやなんとも漢字は「ややこしや」であります!