8/14 落語研究会 青菜

落語評論家の京須偕充さんによると、「青菜」は上方の落語を明治の頃三代目柳家小さんが東京の落語に直し、噺の雰囲気を変え、四代目、五代目の小さんへと繋がって特に五代目の小さんが、戦後得意とした演目だそうです。これは柳家のオハコと言って良いとのことでした。
さあ、小三治師匠「青菜」これは夏の話、まくらでクーラーの話になり、わたしはクーラー嫌いですねと、お上の方でクーラー勧めている、頑張らないでクーラー使って下さい、クーラー使って下さいと言ってガンガン冷やすんですよ、クーラーがなくても心持が良く生きていけるような世の中にしてほしいですネ。クーラーをああやって勧めるよりはっ!と思ったりするこの頃でございますが、皆さま如何お過ごしでしょうかと言って笑わせる!
小三治師匠の落語はそう、ガハハという笑いより隠れた笑いというか、実に
巧妙な笑いに持っていく面白さに私の中の落語家さんでは一番です。
2012年NHK話芸で録画した小三治師匠の「千早振る」をほぼ、毎日再生し聞いていましたが、まくらで、その年あったサッカーワールドカップの実況放送(NHK)録画の件で高座ではNHKとは言いませんでしたけど、
痛烈にNHKにツッコミをこの時ばかりとぶちまけるところがあり痛快ったらありゃしない!この部分も聞きたくてほぼ毎日聞いていたのかも(笑)