国語辞典

新聞を読む時も常に辞典はそばにのわたし。新聞の読者投稿欄に「怒髪天」とあり始めての言葉というか熟語であった、すぐ辞典のご厄介と相成りました。まぁわたしが語彙を知らなすぎるってぇことですが。毎土曜日国語辞典編纂者ー飯間浩明さんのーB級言葉図鑑というコーナーで、バスの中に歯科医院の広告が出ていました。<歯周病も立派な生活習慣病です>。気を付けつけないといけないな、と自戒する一方、面白く思いました。「三省堂国語辞典」第8版では「立派」をまず<尊敬気持ちをおこさせるほど、すぐれているようす>と説明しています。これに従えば、歯周病は優れた病気というわけ?この用法はよく問題になります。「万引きは立派な犯罪です」という文言に対し、「優れた犯罪なのか?」とツッコミが入ることがあります。ただ、「立派」にもいろいろ意味があります。この辞書の後ろのほうを見ると、<うたがう余地のないようす>とあって、「立派な犯罪」も例示されています。でも思うに「犯罪」に「立派」という言葉って「変じゃねぇ(このじゃねぇ~~は若者風に尻上りで言いたいっす)」漢字の成り立ち、仕組みを考える時この漢字はどう考えても読めない字があるが、例えば「雪崩」と書いて「なだれ」と読むのは理に適っていると思うのですが、これに関しても金田一秀穂先生に聞いてみたいものです。